文章力をアップしたいライターの必読3冊

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この記事では、Webライティングの基礎を学べるオススメの本を3冊紹介します。

Webライティングには、Webで読まれる文章に適した書き方があります。

ですから、小説や論文とは異なる、Webならではの書き方を知ることが大切。

小説のように、背景説明やドラマティックな展開、情緒的な言い回しは不要です。

論文のように、専門用語や難解なロジックもいりません。

Webライティングで求められるのは、結論から始める「伝わる文章」です。

最初にポイント(結論)を書き、難解な言葉や表現を使わずシンプルに、最後までストレスなく読めること。

ここで紹介する本を読めば「スラスラ文章が書けるようになる!」なんてことはないのですが、あなたに合う1冊を読んでみてください。

目次

ライターが読んでおきたい3冊

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それでは、文章力アップにオススメの3冊を紹介します。

「伝わる文章」を書くヒントが満載ですので、これからライターを目指したい方にも読んでもらいたい本です。

初心者でも理解しやすく、参考になる本ですが、決して初心者向けの本ではありません。

手元に置いて折に触れて読み返したい本です。

20歳の自分に受けさせたい文章講義

1冊目は、古賀史健(著)『20歳の自分に受けさせたい文章講義』です。

古賀さんは、ビジネス書や教養書を中心に多数のベストセラーを手掛けている人。

アドラー心理学を広めた大ベストセラー『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の共著者として有名です。

この本では、Webの文章は「読者の心を動かし、その行動までも動かす文章」が良い文章だと定義し、このような文章を書くためのヒントを得ることができます。

自分の意見や考えを、読者に伝えるための文章にする、様々なヒントから特に印象に残ったのは、

  • 「話ことば」と「書き言葉」の違いを知る
  • 文章を読んで「映像が浮かぶか」
  • 文章の内容を「図に表せるか」

この3つの視点は、とても参考になります。

この本の目標は「話せるのに書けない!」を解消すること。

「どのような文章を書けばいいのか」「読者に伝わっているのか」と悩んでいる方にオススメです。

新しい文章力の教室

2冊目は、唐木元(著)『新しい文章力の教室』

唐木さんは、大手ニュースサイト「ナタリー」の編集長を務め、多くのライターを育てました。

『新しい文章力の教室』は、ナタリーで唐木さんが行っていたライター教育法をベースに、読みやすい文章を書く方法がまとめられています。

この本で定義される良い文章は「完読される文章」

Webで読む文章は特に、「面白くない」「難しい」「意味が分からない」となった時点で、さっと読み飛ばされてしまう。

最後まで読まれるには、読者の興味を引き続けなければなりません。

たしかに、良い文章ほど、多くの人に完読してもらえるのだと思います。

読者に内容を正確に理解してもらい、楽しんで完読してもらえる文章をどのように書けば良いのか。

そのテクニックが77個、全5章にわたって紹介されています。

「文章の内容に適したスピード感」が、完読される文章のポイントです。

例文としてエンタメ系記事が取り入れられているので、「読みやすい文章」をイメージしやすく、一からライティングを学びたい方にオススメです。

この本に書かれたテクニックを本当の意味で身につければ、読みやすい、完読される文章が書けるようになるはずです。

沈黙のWebライティング

3冊目は、松尾茂起(著)『沈黙のWebライティング』です。

この本は、前述の2冊とは少し趣向が異なり、劇画タッチのイラストとストーリーでSEOライティングが学べます。

表紙も中身も、一見すると「これが本当にライティングの本なのか・・・」と思ってしまうほど異色です。

物語の舞台は、姉弟で営む温泉旅館「みやび屋」。

客としてやってきた、世界最強のWebマーケッター「ボーン・片桐」の手ほどきで、旅館のWebサイトを充実させ、集客を目指すお話です。

SEOライディングのポイント・ノウハウがストーリーの随所に散りばめられ、楽しんで読み進める中で、自然とSEOに強いライティングが学べます。

文章を書くテクニックについての解説は少ないのですが、SEOの基本がしっかりと書かれていますし、具体例もまとまっているので、SEOを初めて学ぶ方でも理解しやすくなっています。

SEOライティングの基本、コツを知りたい方、成果のあがる文章を書きたい方にオススメです。

おわりに

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この記事で紹介した3冊には、Webライティングの基本が丁寧に解説されています。

文章を書く目的やジャンルによらず、幅広く活用できる内容ですので、ぜひ押さえておきましょう。

「文章のプロ」が書かれた本はとても参考になります。

自分に合った本を選んで、しっかりと基礎を身に付けたいですね。

ただし、テクニックを単に覚えるだけではダメです。

「実際に書く」「たくさん書く」ことが、文章力を向上するためには大切です。

ライティングスキル以外に、「書くため」に大切なことがわかる本も紹介していますので、ぜひ合わせてお読みください。

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