未来から流れてくる時間を感じる『マインドの法則』

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ほんのひとこと-マインドの法則

今回の「ほんのひとこと」は、久瑠あさみ著『マインドの法則』から。

目次

ほんのひとこと

「未来から現在、そして現在から過去へと時間が流れている」

時間のマインドを変える

未来に訪れるチャンスを掴むには、未来にリアリティーを持った「未来志向型の心」が大切なんだそうです。

多くの人が変わりたくても変われないのは、「過去の自分が現在の自分を創り、現在の自分が未来の自分を創る」と考える傾向が色濃く反映した結果です。

(中略)

今この瞬間は、一時間後には過去になります。
そして一時間先の未来も、一時間経てば現在に移行します。

そのように時間を捉えてみると、未来から現在、そして現在から過去へと時間が流れていると感じられるはずです。

(中略)

未来からの情報を意識している、未来からやってくるものをキャッチしていくという心構えを持つことが、その瞬間瞬間における人生の問いに対して応答していくということなのです。

復刻版 マインドの法則 Kindle版P70~P74/359より引用

「過去は変えられない、先のことは誰にもわからない、できることは今を大切にすること」、

自己啓発本やビジネス書を読んで、こんな内容の記述を見かけたことはないですか?

これって、「過去があって今があるし、今があって未来がある」、過去から未来に時間が流れるってことですよね。

だから、最初にこの「ほんのひとこと」を見つけたときには、なんだか違和感がありました。

この本には、「今」を中心にすると、やらなくてはならないことばかりに追われ、心に余裕がなくなると書かれています。

時間の捉え方が真逆だと感じたのです。

でもこれは、「今」を否定しているわけでも、単に「未来」を見ろといっているわけでもありません。

「今」が大切なのは変わらない、でもそれは、未来を思い描いたうえでの「今」であって、「今」だけにやみくもに集中すれば良いということではないのです。

なにごとも、未来に目的・目標をもって、今できることをやらないと、長続きしないし、身にもつかないですもんね。

目的なしに英語を勉強しても、なかなか英語が話せるようにならない・・・なんて経験ありませんか?

なんとなく、「英語が話せるといいな~」ぐらいではモノになりませんよね。

『マインドの法則』の紹介

titleマインドの法則

著者の久瑠あさ美さんは、企業経営者やアスリートなどのメンタルトレーニングで、大きな実績を持つメンタルトレーナー。

その経験をもとにした、自分の心を創るノウハウがこの本には詰まっています。

「性格」を変えることは難しいかもしれないけれど、性格を構成している「心」は変えられる。

『マインドの法則』を通して自分の「心」と向き合い、「心」を上手にコントロールするコツを教えてくれます。

実践すれば、自分も知らなかった本当の自分を見つけることができるかも。

あなたの「心」しだいです。

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