感情が動いてこそインプット『書く習慣』

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ひとこと-書く習慣

今回の「ほんのひとこと」は、いしかわゆき著『書く習慣』から。

目次

ほんのひとこと

「感情が動いたら、それがインプット」

インプットとは

「インプット」ってわざわざするものではなく、もっと日常的なもの。

自分の心を見つめることなのかもしれません。

なにかに触れて、なにかを感じて、なにかの感想を抱く。

感情が動いたら、それがインプット。

「インプットしなくちゃ」と、苦手なことやつらいことを頑張ってやる必要はありません。
むしろ、それで自分の感情が動いていなければ、あなたの心にはなにもインプットされていないも同然!

書く習慣 Kindle版P120/P220

この「ほんのひとこと」は、ブログなど文章ネタを拾うための「インプット」について触れられているのですが、「インプット」って、もっと身近で些細なことですよ、と綴られています。

自分が日常でなにか感じたことが文章のネタそのもの。

「インプット」なんていうと、わざわざ探すとか、気合を入れて勉強するとか、そんな、ちょっと堅いイメージを持ってしまいますが、そんな大袈裟に考えちゃダメってこと。

ネタ探しに限らず、「インプットが大事」とよく言われるし、ビジネス書なんかにも書いてありますよね。

「なにかを始める前に、まずインプット」、「インプットなしにアウトプットはできない」みたいに。

仕事で必要なインプットなら、苦手なことでも、苦労することでも、やらないといけない時もあるでしょうし、気楽なこと、些細なことではないかもしれません。

でも、インプットすること自体が大事なんじゃなくて、インプットした情報をどう使うか、が大事ですよね。

これは、ブログネタ探しでも、仕事でも同じこと。

ブログなら、「今日こんな楽しいことがあった」→「みんなに伝えたいから、これをネタに記事を書こう」

仕事なら、「こんな新しい方法を見つけた」→「今の仕事で実際に試してみよう」

という感じでしょうか。

感情が動く情報は必ず何かに生かせるはず。

インプットしようと頑張らなくても、日常の中にいくつもあるよ、ってことなんじゃないかと思います。

『書く習慣』紹介

title-書く習慣

フリーライターとして活躍されている、いしかわゆき さんの著書。

本書の「はじめに」にも書かれていますが、「どう書くかは学べないかも」という、「書く」がテーマの本です。

でも、間違いなく「書くこと」のハードルをグっと下げて、「書きたい!」と思わせてくれる一冊です。

自分の書いた文章が「何かの役に立っているんだろうか」「意味があるんだろうか」と考えすぎて、書くことが億劫になってしまうことってありませんか?

いしかわさんは、「そんなことは気にしなくてもいい」「それは読んだ人が決めること」だと言います。

ライターの仕事でもブログでも、注目を集めるため、売るために、ライティングのノウハウを知ることも大切ですが、そればかりに注目してもダメなんです。

それよりも、自分が体験したこと、自分の感情をありのままに表現することのほうが大切。

それは、その人にしか書けない文章になるから。

だから、もっと自由に自分が興味を持ったことを好きなように書きましょう。

『書く習慣』の内容を、もう少し詳しく紹介しています。

「書くハードルを下げて楽しく書き続ける」ための方法がわかるはずです。

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