人生は自分の考えと行動しだい『頂はどこにある?』

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山の風景

この記事では、スペンサー・ジョンソン『頂はどこにある?』を紹介します。

あなたは、あなたの思う通りに毎日を楽しめていますか?

それとも、「最近あまり良いことがない」「何をやってもうまくいかない」と感じていますか?

もしかすると、その状態は単に自分がそう思っているだけなのかもしれませんよ。

この本からは、人生の中で訪れる悪い状態から、どうやって抜け出せばよいのか、

そして、どうすればいつも良い状態でいられるのか。

そのヒントが見つかります。

目次

『頂はどこにある?』の物語

山と谷

『頂きはどこにある?』は、とある谷間で暮らす若者の成長物語です。

幼いころ、自分の暮らす谷間が、この若者のすべてでした。

しかし、成長するにつれ、たいして良いことも起こらない谷間の暮らしに嫌気がさしてきます。

そしてついに、慣れ親しんだ谷を出て、いつも気になって見ていた山の頂上をめざします。

これが若者を変える大きなキッカケとなったのです。

険しい道を乗り越えてたどり着いた頂上で出会った一人の老人。

若者はその老人の言葉から「人生を良い方向に変えるためのヒント」を掴みます。

老人が若者に語ったこと、それは人生の山と谷を自分の思い通りに操る方法なのでした。

山と谷の対処法

山の頂上

若者が山の頂上で出会った老人から学んだ「山と谷の対処法」のポイントは次の通りです。

山と谷の対処法
  • どうすれば、谷から早く抜け出せるのか
  • どうすれば、山に長くいられるのか
  • どうすれば、山を多くし、谷を少なくできるのか

この物語での「山」と「谷」とは、人生における良い時期(順境)と悪い時期(逆境)のこと。

人生において、この山と谷は切れ目なくつながり、そして、どこにでも、誰にでも訪れます。

人生には、山と谷があって当然なのです。

老人は、「自分の考え方と行動しだいで、山と谷を思い通りに変えられる」ことを教えてくれます。

山にいるからといって傲慢に振舞えば谷に落ちることになる。

谷にいても、そこに潜む利点を見つけて活用すれば山が見えてくると。

谷から早く抜け出すためには「現実にある利点に目を向け、恐怖心を持たずに進むこと」

山に長くいるためには「常に感謝を忘れずに行動すること」

これが大切だ、と老人は言います。

そして、一番大切なのは「自分が真に望むことを貫き、常にそれが実現するように行動する」こと。

このように行動することで、山を多くし、谷を少なくすることができるのです。

まとめ

山の風景

スペンサー・ジョンソンは、ベストセラーとなった『チーズはどこへ消えた?』、その続編『迷路の外には何がある?』でも有名です。

『頂きはどこにある?』も同様に、短い物語の中に、人生を送るうえで大切なことがシンプルに語られています。

「山から滑り落ちることも、谷から抜け出すことも、すべて、出来事に対する自分の考え方しだい」

いかがでしょうか?

とてもシンプルだと思いませんか。

自分の考え方しだい・・・当たり前といえばその通り。

でも、「当たり前のことを当たり前にやる」、これが実際には難しいのです。

シンプルですがとても大切です。

今回紹介した『頂はどこにある?』、そして『チーズはどこへ消えた?』『迷路の外には何がある?』の3冊とも、100ページ程度の薄い本です。

1時間たらずで読めてしまうけれど、内容はためになることばかり、こんな100ページの本を他にも紹介しています。

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